ピアノコンクール・・大人の生徒さんもチャレンジ
大人の学び直しにも人気のピアノ教室、福岡県北九州市八幡西区近く中間市の「西田和美ピアノ教室チェンバロ教室」です。
先日、大人シニアの生徒さんと、某ピアノコンクールの見学に行ってきました。
コンクール見学のきっかけは「子供の頃にピアノをやってたものの、70歳ごろから再びピアノを始めるまで、40年以上のブランクはありますが、入賞するとか人と競うのではなく、自分が今までピアノを学んできた集大成として、また人生の記念になるよう、コンクールに出場してみたいです。」との生徒さんのお申し出からです。
生徒さんTさんのピアノに対する深い想いをお聞きして、私はとても感銘を受けました。そして「では二人三脚で一緒に頑張りましょう!、挑戦するからには、念入りに調査して長期スパンで計画しましょう。」と即答、この日からレッスンは、コンクールに向けて舵を切りました。
ただ、コンクールに挑戦するからには、綿密な下準備は必須です。
まず最初に、数多くあるコンクールの中から、Tさんのご年齢や音楽経験値と、各種コンクールの諸条件を照らし合わせて、受験可能なコンクールをピックアップして、開催時季や会場、曲の選択肢やコースなどの諸条件を一覧表にしました。
次に、一覧表のコンクール候補の中から、Tさんのご希望にできるかぎり沿いつつ、また、音楽経験やご年齢なども考慮して、協議の結果、チャレンジするコンクールを2つほどに絞りました。
このうち、交通の便が良く、諸条件がTさんに見合う方を第一候補として、幸い、選んだ方が開催期日も早かったので、見学の運びとなりました。
見学したコンクールで、大人・一般の部の出場者十数名のピアノ演奏を拝聴しました。幸い、大人・一般の部の中で「年齢とレベル」を考慮した、2つのコースに分けられていて、シニアのTさんには、20代30代の若手と同じ土俵で争わなくて良いので、少し安堵していたようです。
終了後、会場を去る直前、偶然にもシニアコースに出場していた知人とお話をする事ができ、Tさんを紹介したところ「来年はぜひ一緒に出場しましょう。レベルに関係なく、アマチュアでも、このような一流のホールで、スタインウェイのコンサートグランドが弾けるのですよ。お互い残りの人生に後悔のないようチャレンジしましょう。」と、励ましのお言葉をいただき、Tさんにとって、同じ立場の知人の言葉は、大変コンクール挑戦への励みになったようです。
Tさんのコンクール挑戦は、まだスタートしたばかりですが、Tさんの趣味と実益を兼ねた「ライフワーク」として、最後まで一緒に二人三脚でゴールしたいと思います。
余談ですが、私が審査員を担っているコンクール群は、Tさんの条件に合わなかったのでお勧めしませんでした。だから、私もコンテスタントの立場でTさんのお気持ちに寄り添います。
このように、西田和美ピアノ教室チェンバロ教室では、生徒さんお一人お一人のご希望に寄り添いつつ、音楽経験やご年齢も考慮して、その方だけのオーダーメイドのカリキュラムを講師が作成して、レッスンをしております。ゆえに、生徒さんお一人お一人に対応する講師(私)も、二人三脚で一緒に歩みながら学びます。
生徒さんが真剣なお気持ちでレッスンを受けてくださるかぎり、講師はそのお気持ちにお応えして、結果を表すべく、誠心誠意レッスンさせていただきます。
だから、体験レッスンにお越しいただいた方には「音楽経験の有無より、学びに対する生徒さんの真剣さを重視する教室です。」と説明しております。
ですから、当教室には、コンクール挑戦を決めたTさんをはじめ、60歳を過ぎてピアノを習い始めた方や、ピアノレッスン未経験の小学生のお子さんがおられる傍ら、こどもの頃から長年レッスンを続けているセミプロ並みの方や、ピアノ講師のプロの音楽家もおられます。
バックグランドは人それぞれですが、皆さん共通して「音楽が好きで、今の自分より上手くなりたい。」というお気持ちが強く、お仕事や学業等で練習はできなくても、レッスンは休まず、欠かさず来てくださいます。
最後に、様々な生徒さん達がおられる当教室は、数々のピアノコンクールの審査員や伴奏を担っている講師が、チェンバロ奏者でもある事から、バッハやスカルラッティなどのバロック音楽をはじめとする、ピアノコンクールに対応した「コンクール対策を講じたレッスン」や、細くとも長く定期的に、かつ、マイペースでレッスンを継続できる「こどもの楽しくピアノ通常コース」に、大人の方にはお仕事等に合わせて柔軟なスケジュール組めるフレキシブルコースなど、バラエティに富んだレッスンコースがあります。特に「ピアノコンクール対策のレッスン」では、遠方にお住いの方のために「オンラインでのレッスン」や「動画添削のレッスン」も承っております。
詳しくは、教室ホームページ内「レッスン内容」よりご覧ください。
レッスンに関するご相談は、教室ホームページ内の「お問い合わせフォーム」より、お気軽にお尋ねください。