コンクール審査を終えて

大人の学び直しにも人気のピアノ教室、福岡県北九州市八幡西区近く中間市の「西田和美ピアノ教室チェンバロ教室」です。

当教室は、北九州都市高速道路に近く、車でレッスンに通われる大人の生徒さんにとっては、利便性が良いのですが、こどもさんが通うには交通の便が良いとは言えない場所なので、必然的に生徒さんは、こどもさんより大人の方が多いです。

しかしながら、クラッシック音楽全般の、バッハやヘンデルなどのバロック音楽から、モーツァルトやベートーヴェンの古典、ショパンやシューマンなどのロマン派、そして、ドビュッシーやラベル、ラフマニノフなどの近代までの、ピアノ独奏曲に加えて、他の楽器との共演による室内楽と、レッスンの指導内容が多岐にわたる事から、ピアノコンクール対応のレッスンにも力を入れております。

このようなレッスン内容から、教室講師はピアノコンクールの審査員を担当させていただく事もあり、今年は「全国こどもピアノコンクール福岡予選の審査」のご依頼をいただき、僭越ながら審査を担わせていただきました。

予選当日は「未就学児から中学生」まで、30人近くの多くのこどもさん達が参加され、各学年ごとに設けられた課題曲部門にて、お一人お一人、日頃の成果を発揮するべく、緊張の中にも一生懸命に、全員がピアノを演奏されました。

このコンクールは、今年が第一回開催との事でしたが、参加者のレベルがとても高く、コンテスタントのお一人お一人が、日頃のレッスンで、各自の先生からご指導いただいた内容を、しっかり演奏で表現されておられましたので、全員が予選を通過したと思います。

審査では、演奏で良かった点に加えて、次の全国大会を見据えて、今後の課題をコメントさせていただきました。ただ、コメントと申しましても、あくまでも、私の目の前で演奏された演奏に対して、私が感じた事のアドバイスです。

コンクールでは、楽曲の構成力と、演奏者の持っているテクニックや音色は、絶対に聞き逃さない!という意気込みで、私は拝聴させていただきます。審査の際の評価では、コンクールに勝つための手法を伝えるのではなく、受験者の「今の演奏」を見て聴いて、彼らにとって、将来のために必要な事を伝えるように心がけております。

と申しますのは、コンクールを受けられる方たちは、ピアノを本気で上手くなりたい方たちだと思われ、だから、彼らのコンクールを受ける意気込みと勇気に対して、今まで私が勉強してきた事の全てをかけて、審査を担い、アドバイスをさせていただきます。

そして、私自身もピアノコンクールの審査経験を、今後のレッスンに活かすよう努めております。
それは、コンクールで競争するためのレッスンではなく、生徒さん達ご自身の総合的な音楽の上達に向けてのレッスン指導です。

このように、西田和美ピアノ教室チェンバロ教室では、大人の学び直しピアノレッスンに加えて、ピアノコンクールに対応したレッスン、そして、バッハが苦手な方のためにバロック音楽に特化したレッスンを、対面レッスンに加えて、遠方にお住まいの方々や、習いたい先生に習えるよう、動画やオンラインのシステムを使ったレッスンを行っております。

お申し込み・お問い合わせ・ご相談は、教室ホームページの「お問い合わせフォーム」にて、24時間受け付けております。